大峰 行仙岳・笠捨山・地蔵岳・玉置山 奈良県下北山村・十津川村 |
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行仙岳〜笠捨山〜地蔵岳 | 古屋の辻〜香精山〜地蔵岳 | 古屋の辻〜花折塚〜玉置山 |
B21世紀の森〜古屋の辻〜花折塚〜玉置山 | ||
日時 :2016年7月18日(月) | 天候:晴 | メンバー :単独 |
地理院地図 : 地理院地図上にGPSデータを表示 | GPSデータ: Trackデータ 使用方法 |
久しぶりに一日を通じて晴れ間が広がるとの予報、気温も上がりそうだったが、南奥駈縦走を先に延ばすため出掛ける。 |
現地まで |
自宅・広陵町4:25−−−御所−−(R309)−−下市−−(K20)−−西吉野城戸−−(R168)−−十津川・高津下−−(R425)−−6:55・21世紀の森 | ||
走行距離:約108km | 所要時間:約2時間30分 |
前回と同じく森林公園手前の南奥駈道取付き地点の空き地に駐車する。 |
登山コースとコースタイム |
21世紀の森7:14---(26)---7:40古屋の辻---(12)---7:52如意宝珠岳---(12)---8:04蜘蛛の口8:12---(68)---9:32花折塚---(23)---9:55玉置山展望台10:14---(30)---10:44玉置山---(16)---11:00玉置神社11:10---(20)---11:30駐車場11:38---(25)---12:03玉置山展望台12:24---(22)---12:46花折塚---(50)---13:49蜘蛛の口---(14)---14:03如意宝珠岳---(9)---14:12古屋の辻---(18)---14:30・21世紀の森 | |||
所要時間:7時間16分 | 歩行時間:約5時間45分 | 距離:約16.7km | 歩数:約28000歩 |
今回のコースは前二回に比べ距離は長いが標高差は小さく、大きな起伏は如意宝珠岳の上り下りくらいだが、それでも標高差は100mもない。如意宝珠岳を下った蜘蛛の口(岩の口)から玉置山まで、ダラダラした緩やかな坂が続く。途中何度も並行して走る林道に合流するが、林道を横断することは無く、世界遺産の碑手前を除き林道を長く歩くことも無い。 このコースも展望は良くないが、玉置山展望台は流石に眺めは良く、地蔵岳〜笠捨山〜蛇崩山が横たわる姿は素晴らしい。またここまで来ると釈迦ヶ岳は遥か彼方に小さくなり、いよいよ熊野本宮に近づいたことを実感する。 世界遺産の碑まで来れば頂上へはもう一息、自然林が美しいかつえ坂を登り詰め、道が平坦になると頂上は直ぐだ。 次回のことを考え、玉置神社、駐車場を周回して帰ることにした。なお頂上から神社への下りは、今日一番きつい下りだった。 今日も玉置神社周辺で多くの人とすれ違ったが、参拝者ばかりで登山者に出会うことはなかった。 |
A21世紀の森〜古屋の辻〜香精山〜地蔵岳 | ||
日時 :2016年6月26日(日) | 天候:晴 | メンバー :単独 |
地理院地図 : 地理院地図上にGPSデータを表示 | GPSデータ: Trackデータ 使用方法 |
先週に引き続き奥駈道を繋ぐため、今日は南側の古屋の辻から地蔵岳を往復した。 先週は蒸し暑く大汗をかいたが、今日は涼しい風が吹き、6月とは思えない爽やかな一日だった。それでも梅雨時のためか今日も誰一人とも会うことはなかった。 |
現地まで |
自宅・広陵町3:25−−−御所−−(R309)−−下市−−(K20)−−西吉野城戸−−(R168)−−十津川・高津下−−(R425)−−6:00・21世紀の森 | ||
走行距離:約108km | 所要時間:約2時間35分 |
当初は森林公園の駐車場に停めるつもりだったが、到着時にはゲートが閉じられていた。仕方なくゲート手前山側の南奥駈道取付き地点の空き地に駐車する。下山時、利用時間を確認するとAM9:30〜PM4:00なっていた。 トイレはゲート前と公園内駐車場の奥にある。 |
登山コースとコースタイム |
21世紀の森6:22---(26)---6:48古屋の辻--(51)---7:39塔の谷峠・貝吹金剛7:46---(43)---8:29香精山8:41--(36)---9:17四阿宿跡--(36)---9:53地蔵岳10:24---(29)---10:53四阿宿跡---(35)---11:30香精山11:37--(35)---12:12塔の谷峠・貝吹金剛---(40)---13:04古屋の辻---(19)---13:23・21世紀の森 | |||
所要時間:約7時間 | 歩行時間:約5時間50分 | 距離:約12.3km | 歩数:約21000歩 |
21世紀の森〜古屋の辻 駐車地から暫く幅広い遊歩道を歩くが、余り歩かれていないのか、路面はコケで覆われている。 約15分で遊歩道を外れ山道に入ると、僅か10分程であっけなく古屋の辻についた。 古屋の辻〜地蔵岳 古屋の辻の標高は660m程なので、地蔵岳まで標高差にして約600m上がらなければならない。香精山まで徐々に高度を上げていくが、途中には2ヶ所の急坂がある。最初の急坂は5分程度で登り切るが、その後は塔の谷峠手前まで急ではないが、一本調子の長い坂が続く。2か所目はこの峠からの上りで、植林内に丸太の階段が急角度で上がっているのが見える。途中の貝吹之野を通過した後も急坂が続き、特に尾根直下は特にきつい。此処を登り切ると尾根は再び緩やかとなり、それと共に植林から自然林に変わっていく。香精山は自然林の中にあり、展望は優れない。香精山から緩やかに下ると、送電線の鉄塔がある大きく開けた尾根上に出、此れから向かう東屋岳に地蔵岳、更に笠捨山の大きな姿が望まれる。 四阿宿跡を過ぎ地蔵岳が近づくと尾根も痩せ険しさもす。地蔵岳東側も険しく鎖場もあったが、こちら側も急な岩場2ヶ所には鎖が架けられている。特に2ヶ所目の頂上直下の岩場は傾斜もきつく、高さも5〜6m位は有りそうで、鎖が無ければ頂上を前にして引き返していたかも知れない。今日のコースの中で唯一緊張した箇所だった。 一週間前もそうだったように、誰も居ない地蔵岳頂上で昼食を採った後、復路についた。 |
@行仙岳〜笠捨山〜地蔵岳 | ||
日時 :2016年6月18日(土) | 天候:晴 | メンバー :単独 |
地理院地図 : 地理院地図上にGPSデータを表示 | GPSデータ: Trackデータ 使用方法 |
気温も高くなり、標高1,200〜1,300mクラスの山では、虫にも悩まされのではと予想されたが、奥駈道を繋ぐために思い切って出掛けることに・・・。昨年秋、笠捨山まで往復していたので、今回は笠捨〜地蔵間の短い区間を埋めるのが目的だ。 当初は奥駈道を往復する予定だったが、暑さと前回の登山から2周間以上空いていたことによる運動不足もあって、葛川辻から笠捨山に登り返す気力が出ず、巻道を利用した。 |
現地まで |
自宅・広陵町4:20−−−高取−−(R169)−−川上村−−(R169)−−上北山村−−(R169)−−下北山村・上池原−−(R425)−−6:50下北山村・行仙岳登山口 | ||
走行距離:約111km | 所要時間:約2時間30分 |
登山口近くの路肩に3台程度駐車可能なスペース有り。 到着時先着車はなかったが、出発時他府県ナンバーの車が一台到着。 |
登山コースとコースタイム |
行仙岳登山口7:07---(48)---7:55奥駈道出合--(6)---8:00行仙岳8:08---(20)---8:28行仙宿山小屋8:32---(87)---9:59笠捨山10:11--(19)---10:30葛川辻--(36)---11:06地蔵岳11:39--(35)---12:14葛川辻---(77)---13:31奥駈道合流13:40---(12)---13:52行仙宿山小屋14:00--(23)---14:23分岐---(34)---14:57行仙岳登山口 | |||
所要時間:約7時間50分 | 歩行時間:約6時間30分 | 距離:約12.6km | 歩数:約26000歩 |
行仙岳登山口〜笠捨山 国道脇の鉄製階段から、NTTの巡視路を上がる。この道は行仙岳の無線中継所のための道であって、関係者以外の通行は禁止となっている。ただ登山届の箱が設置されていることを見ると、登山者の通行は黙認されているのだろう。 流石NTTの巡視路だけあって、急な箇所には立派な鉄製階段が取り付けられ、危険を感じることもなく歩き易い。標高差350m程を一気に上がり、行仙岳直下で奥駈道と合流する。 行仙岳は笠捨山とは反対方向だが、この地点から5〜6分程の為立ち寄る。頂上は北に展望が開け目前には転法輪岳と倶利伽羅岳が、そしてその後方には釈迦ヶ岳や孔雀岳が控えている。 再び分岐まで戻り、まずは笠捨山を目指すが、道はどんどん下っていく。途中の立派な行仙宿小屋に立ち寄るが、人の気配は全くない。小屋から更に下った鞍部で葛川辻巻道(電源巡視路)が分岐している。 この鞍部からいよいよ笠捨山への上りが始まるが、頂上までにはまだ2〜3のピークを超える。道は明瞭で紛らわしい箇所は特にない。P1246のピークを過ぎ最後の急な斜面を詰めると、細長い笠捨山頂上尾根に出、右に折れると頂上は目の前だ。 頂上は南北に展望が開け、北には大峰主稜(奥駈道)が複雑に蛇行して釈迦ヶ岳に延びている様子や、遥か遠くには大普賢岳の姿も見えている。 笠捨山〜地蔵岳 頂上での休憩もそこそこに葛川辻に向け急斜面を下る。下り切った鞍部が葛川辻で、少し手前に電源巡視路が分岐している。 葛川辻から暫く緩やかな道だが、鉄塔を過ぎ小さな起伏を越すと、地蔵岳へ急な登りが始まる。途中の急峻な岩場には鎖やフィックスロープが連続して取り付けられてたこともあり、さほど緊張することも無く通過することができた。 上り詰めた頂上は狭く、展望も余り良くない。 電源巡視路(巻道) この巻道の情報は少なく、山道の状況に一抹の不安があったが、落ちた丸太の橋は架け替えられ、崩れた路面は通行に支障ない程度に修復されていた。おそらく新宮山彦グループの方々の手によって、手入れされているのだろう。お陰で何事もなく行仙宿小屋手前まで戻ることができた。急なアップダウンが少なく、疲れた体には良かったが、山襞に沿っている分距離は長くなり、時間的には尾根道で戻るのとさほど変わらないように思えた。 |
その他・見所・関連山行 |
南奥駈縦走第一回目「笠捨山〜行仙岳〜涅槃岳〜地蔵岳〜天狗〜太古ノ辻〜前鬼」 |