伯母子岳・赤谷峰・夏虫山 奈良県野迫川村・十津川村 和歌山県田辺市 |
![]() 大股〜伯母子岳 |
![]() 奥千丈林道〜伯母子岳 |
B奥千丈林道〜伯母子岳〜奥千丈林道 / (護摩壇山〜龍神岳) | |||
日時 :2020.6.29 (月) | 天候 :晴れ→曇り→晴れ | メンバー : YOサン・Iサン | |
地理院地図 : 地理院地図上にGPSデータを表示 | GPSデータ :Trackデータ |
伯母子岳と護摩壇山は標高1200〜1300mの尾根で繋がっているが、距離にして15km程あり、徒歩での往復には無理がある。しかしこの尾根に沿って延びている林道を利用すれば、7km近く短縮でき、余裕で往復可能となる。 またスタート地点で既に標高1200mを越えているので、大股から上がることを思えば、この梅雨時の蒸し暑さからも逃れられそう・・・、との思いもあり、高野山からスカイラインを龍神温泉方面に走る。 |
現地まで |
自宅・広陵町5:35−−橿原6:00−−−橿原高田IC−−(京奈和道)−−紀北かつらぎIC−−−高野山−−(高野龍神スカイライン・奥千丈林道)−−8:03奥千丈林道登山口 | |
走行距離 :約118.3km | 所要時間 :2時間28分 |
林道入口まで高野山から30km程もあるが、さすがスカイラインだけあって2車線の快適な道。 林道入口は”ごまさんスカイタワー”の手前600〜700m程のところにあり、鋭角的に左折する。林道は全て舗装され道幅もあり、起伏も少なく走り易いが、ガードレールがないので、スピードの出し過ぎやわき見運転は禁物。 登山口前後のの路肩には4〜5台の駐車スペースあり。 到着時は先着車は無し、下山時は計3台。 トイレは高野山「中の橋駐車場」や「ごまさんスカイタワー駐車場」にあり。 ※伯母子岳下山後、ごまさんスカイタワー駐車場へ移動し、龍神岳往復する。 |
登山コースとコースタイム |
登山口8:15−−(11)−−8:26「P1294」−−(24)−−8:50口千丈山「P1331.1」−−(18)−−9:08焼山ノ太尾ノ頭「P1322」9:12−−(32)−−9:44牛首ノ峰「P1341」9:59−−(23)−−10:22巻道分岐−−(19)−−10:41伯母子岳11:07−−(11)−−11:18伯母子峠11:37−−(17)−−11:54大股分岐−−(58)−−12:52焼山ノ太尾ノ頭「P1322」−−(16)−−13:08口千丈山「P1331.1」13:15−−(27)−−13:42登山口 | |||
所要時間:5時間27分 | 歩行時間:約4時間16分 | 距離:約13.1km | |
累積標高差:+810m/-808m | 山で出会った人:5人、奥千丈林道コースでは2人 |
登山口は奥千丈林道が尾根から離れる所にあって、幅広い遊歩道(伯母子岳護摩壇山遊歩道)が伯母子峠まで続いている。当然危険な箇所は無く、そのうえ嬉しいことに頂上まで植林は一斉無い。尾根上には幾つかのピークがあるが、何れも傾斜は緩い為、遊歩道は焼山ノ太尾ノ頭と牛首ノ峰を除き、概ね尾根中心を通過している。とは言っても焼山ノ太尾ノ頭は遊歩道から1分もかからない。唯一大きく巻いているのは牛首ノ峰で、ピークを越えるには20分程掛かる。ただこのピーク越えはこの尾根道では唯一人の手が入っていないうえ、ピークの前後で展望もあるので、是非立寄りたい所だ。 |
A大股〜伯母子岳〜赤谷峰〜夏虫山〜大股 | |||
日時:2013.1.6(日) | 天候 :晴れ | メンバー : Tサン・Fさん・Iサン | |
地理院地図 : 地理院地図上にGPSデータを表示 | GPSデータ :Trackデータ |
今年最初の山は、雪景色とあわよくば霧氷が見れるかと思い伯母子岳にしたのだが、どうも年明けから雪はあまり降っていないようで、霧氷どころか雪景色も見ることも出来ない初山行だった。 とは言っても頂上からの眺めは素晴らしく、特に赤谷峰の後方に連なる雪を被った大峰山系は、アルプスを思わせる光景である。 また尾根筋の自然林は美しく、新緑や紅葉の時期にも訪れて見たいと思う。 前回8月にに来たときは余り感じなかったが、登山口から伯母子峠までの中辺路は整備されすぎた感があり、登山を目的とする者にとっては、単調な古道歩きは物足りなさを感じた。 |
現地まで |
自宅・広陵町(4:50)−−高取町−−R169−−大淀町−−西吉野城戸−−R168−−道の駅・吉野路大塔−−R168−−小代下−K53・K733−−野迫川村北股−−−−大股(7:15) | |
走行距離 :約90km | 所要時間 :2時間25分 |
国道168は予想に反し雪はなく、天辻トンネル近くにある道の駅でも雪は見られず。 特に気になっていた野迫川役場を過ぎ、大股に通じる県道はこちらも全く雪は無く拍子抜けするが、路面凍結は数箇所あり。 今日は日曜で天気もよく、我々以外にも入山者がいるかと思ったが、登山口の駐車場には1台も無い。 今日山中で出会ったのは、桧峠付近で抜かれた単独の男性のみで、他の登山者は見かけることは無かった。 |
登山コースとコースタイム |
登山口7:34−−(41)−−8:15萱小屋8:28−−(42)−−9:20桧峠−−(29)−−9:49分岐−−(19)−−10:11伯母子岳10:29−−(12)−−10:41伯母子峠10:47−−(36)−−11:23赤谷峰12:00−−(27)−−12:27伯母子峠12:38−−(16)−−12:54伯母子岳13:06−−(9)−−13:15分岐−−(3)−−13:21夏虫山取付−−(33)−−13:54約1328mピーク14:04−−(11)−−14:15夏虫山14:23−−(13)−−14:36約1328mピーク14:45−−(7)−−14:52夏虫山分岐−−(3)−−桧峠−−(32)−−15:27萱小屋15:38−−(27)−−登山口16:05 | |||
所要時間:約8時間30分 | 歩行時間:約6時間 | 距離:約16.2km | |
累積標高差:+1463m/-1461m | 山で出会った人: |
コース概要は@を参照 同行者F氏のヤマレコ”年の初めの山歩き【伯母子岳-赤谷峰-夏虫山】”もご覧ください。 |
@大股〜伯母子岳〜赤谷峰〜夏虫山〜大股 | |||
日時:2012.8.16(木) | 天候 :晴れ時々曇り | メンバー : 単独 | |
地理院地図 : 地理院地図上にGPSデータを表示 | GPSデータ :Trackデータ |
現地まで |
自宅・広陵町(5:20)−−大淀町−−西吉野城戸−−R168−−道の駅・吉野路大塔−−R168−−小代下−K53・K733−−野迫川村北股−−R371(竜神スカイライン)迂回−−大股(8:15) | |
走行距離 :約105km | 所要時間 :2時間55分 |
国道168号の小代下から県道53号に入り、順調に役場のある北股も過ぎ、県道733に入る。ところが大股まであと10km足らずとなったところで、県道733号の通行止めにぶつかってしまった。もっと手前で「大股には行けない。」との案内を出して置いてくれたら、と思ってはみたが・・・、仕方なく役場のある北股まで戻る。 かなり遠回りになるが、竜神スカイラインに上り、棒峠まで走行した後、ホテルのせ川を目標に山道を下る。事前にネットで奈良県の道路状況を調べておかなかったことが悔やまれた。 登山口の大股には、16年前にはなかった駐車場(4台)と清潔なトイレが設置されていた。これも熊野参詣道が世界遺産に登録されたからなのだろう。 |
登山コースとコースタイム |
登山口8:38−−(42)−−9:20萱小屋(跡)−−(47)−−10:07桧峠−−(33)−−10:40分岐−−(20)−−11:01伯母子岳11:24−−(11)−−11:35伯母子峠−−(33)−−12:11赤谷峰12:35−−(31)−−13:06伯母子峠−−(20)−−13:27分岐−−(3)−−13:30夏虫山取付−−(40)−−14:11夏虫山14:14−−(20)−−14:34夏虫山分岐−−(2)−−14:36桧峠−−(32)−−15:08萱小屋(跡)−−(28)−−登山口15:36 | |||
所要時間:約7時間 | 歩行時間:約6時間 | 距離:約16.4km | |
累積標高差:+1239m/-1202m | 山で出会った人: |
駐車場から直ぐの橋を渡り、民家の間の急なコンクリート道を上がる。墓地を通過すると、杉木立の中の九十九折れの急坂が暫く続く。道は幅広く良く整備されているが、萱小屋(跡)までは結構傾斜もある。16年前には倒壊した建物が道を塞ぎ、薄暗い感じがしていた萱小屋(跡)、今は明るく開け新しい小屋も建てられ、小屋では地元の人達がくつろいでおられた。 道は上りにしたがい傾斜も緩くなり、また周囲も杉・桧から自然林へと変わる。 桧峠の手前から夏虫山分岐の間、本道は傷んではいないようだったが、直ぐ横に平行して付けられた迂回路を歩く。夏虫山は帰りに寄ることにし、先に進む。 出発してから約2時間で、頂上直下の分岐に着く。左は避難小屋のある伯母子峠へ、右は護摩壇山に通じている。ここは直進し、まずは伯母子岳に上がる。 今日は平日でもあり、誰も登ってこないとのではと思っていたが、どうやら先客がいたようで、今日の日付のおにぎりの包み紙が残されていた。 頂上は360度展望が開け、この後行く赤谷峰や伯母子岳よりも高い夏虫山、遠くには護摩壇山等奥高野の山々が一望できる。 赤谷峰へは一旦、避難小屋とトイレがある伯母子峠まで下る。小屋内は利用者が置いていったペットッボトル等が無造作に置かれ、ここで休憩しようと云う気にはなれなかった。また立派なトイレも山の上にあるためか、暫く手入れがなされていないようだった。 峠からはブッシュのない、気持ちのいい尾根を歩き、赤谷峰に行く。頂上は西に大きく開け、伯母子岳と夏虫山の展望が得られる。 道路事情で登山口出発が送れてしまったので、急いで食事を済まし、今日3番目のピーク夏虫山向かう。 夏虫山の取付きからP1273当りまでは、倒木等もあり、先ほどの赤谷峰の尾根に比べ、少々荒れている。取り付きから30分を予定したいたが、着いたのは手前の約1327mのピークで、頂上までは更に10分ほど要してしまった。頂上は樹林の中で全く展望は無い。 帰りの交通事情を思うと、遅くとも4時までには下山したかったので、頂上の写真だけをとり引き返す。 夏虫山分岐で小休止したあとは、大股までノンストップで下った。 |
その他・見所・関連山行 |
野迫川村役場ホームページ |