南ア 仙丈岳(3033M)・甲斐駒ヶ岳(2966M) |
A日時:2011年9月15日〜18日 | 天候:9/16晴れ・8/17曇り一時雨 | |
参加者:オーさん・アイさん・私 | GPSデータ:Trackデータ(仙丈) Trackデータ(甲斐駒) 使用方法 |
太平洋上の台風と秋雨前線の影響で不安定な天気が続いているが、登山の2日間は晴れてくれるだろうとの思いで出発する。 北沢峠でテントを張るのは今回で5度目となるが、前回からすでに14年も経っている。久々の甲斐駒と仙丈だ。この日は平日でもあり、テント場には20張ほどで、サイト選びに苦労することもなかった。 |
現地まで |
9/15 | 自宅−−−橿原−−−針IC−−(西名阪・東名阪)−−四日市JC−−(湾岸) −−名古屋南JC−−(第二環状) −−名古屋IC−−(東名・中央)−−伊那IC−−伊那市−−(食料買出)−−高遠−−長谷・戸台口−−仙流荘バス停−− (南アルプス林道バス/50分/1100円)−−北沢峠----(10分)----北沢キャンプ場(泊) | |
走行距離 : 356km | 所要時間 : 5時間35分 | |
9/18 | キャンプ場----北沢峠−−(南アルプス林道バス)−−仙流荘−− 高遠温泉・さくらの湯−−伊那IC−−帰路 |
仙流荘バス停には広い駐車場(無料350台)が確保されている。平日でもあり駐車場はガラガラと予想していたが、第一駐車場は8割方埋まっていた。準備していた食料や装備は大型サック一つには入り切らず、残りは日帰り用のザックに詰め、バスに乗り込む。これもテント場がバス停から10分の近さにあるから出来ること。 |
登山コースとコースタイム |
9/16 | キャンプ場6:00----(35)----仙水小屋----(28)----7:07仙水峠----(80)----8:30駒津峰8:50----(80)----10:10甲斐駒ケ岳11:10----(60)----12:12駒津峰 ----(30)----12:58双児山13:15---(70)----14:27北沢峠・長衛荘---(10)---14:46キャンプ場(泊) | |
所要時間 : 8時間46分 | 歩行時間 : 約6時間30分 |
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テント場 後方は仙丈岳 平日でもありテントは疎ら |
オベリスク(地蔵岳) 仙水峠より |
甲斐駒頂上と摩利支天 駒松峰の上りより |
栗沢山の右に北岳・間ノ岳・塩見岳が 駒松峰の上りより |
仙丈岳 駒松峰より |
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甲斐駒ヶ岳 駒松峰より |
双児山の右に中央アルプスが | 鳳凰三山と富士 頂上から |
甲斐駒ケ岳頂上 |
北沢峠をベースにすると登山ルートはおのずと限られてしまう。仙水峠から頂上に上がり双児山経由で北沢峠に戻るか、これの逆ルートを採るぐらいだろう。 テント場から暫く沢沿いで樹林帯の中を行く。仙水小屋を過ぎ樹林帯を抜けると、岩が積み重なった斜面が現れ、その裾の岩の上を歩くことになる。ここまで特に急な箇所はない。仙水峠では大きな摩利支天と甲斐駒、鳳凰三山のオベリスク、仙丈岳等素晴らしい眺めだ。峠からは一転急な上りが駒松峰まで続くが、上るに従い栗沢山の右肩に北岳・間ノ岳・塩見岳が現れ、疲れを忘れさせてくれる。この日は予報通りの快晴で、駒松峰からは迫力ある甲斐駒や仙丈ヶ岳・北岳等南アルプスの眺めは飽きることはない。 駒松峰から岩場の下りをやりすごすと、ザレたトラバース道に代わり、摩利支天に続く尾根に合流する。ここまで来るとあと僅か、30分もあれば頂上だ。 頂上には既に多くの登山者が先着し、貴重な登山日和を楽しんでいた。我々もたっぷり時間もあることから、360度の展望を楽しみつつ、約1時間至福の時を過ごす。 帰りは急な直登コースを下り、駒松峰からは仙水峠ではなく、双児山を経由し北沢峠へと下った。 |
9/17 | キャンプ場5:32----(36)----6:08二合目----(55)----7:12大滝ノ頭----(22) ----森林限界----(27)----8:11小仙丈8:31----(55)----9:26仙丈岳10:00----(15) ----10:15仙丈小屋----(35) ----11:07馬ノ背ヒュッテ11:25----(100)----13:11大平小屋13:44----(16)----北沢峠----(10)----14:10キャンプ場 | |
所要時間 : 8時間38分 | 歩行時間 : 約6時間10分 |
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藪沢大滝の頭 | 一瞬ガスが晴れ甲斐駒とが現れる 森林限界より |
小仙丈への上り 森林限界より |
仙丈岳 小仙丈より |
ウラシマツツジ 小仙丈から頂上にかけ多く見られる |
頂上まじか |
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仙丈岳頂上 | 連休初日テントも多くなる 後方は駒仙小屋 |
昨日夕方のテント場ではぱらっと雨が降り、夜中も時折テントに雨が当たる音がしていた。朝になると雨は降っていないものの仙丈方面はガスに覆われ、途中から合羽を着ることになるだろうと思いつつ出発する。 仙丈へは北沢峠まで戻る必要はなく、テント場から車道に出た地点から2合目に通じる近道がある。2合目で峠からの尾根道と合流し、小仙丈まで登りが続く。途中、大滝の頭で小休止のあと森林限界近くまで来ると、嬉しいことに薄日が射してきた。森林限界ではガスが晴れ小仙丈を登る登山者の姿も捉えられるようになる。 小仙丈まで上がると、今日は見ることは出来ないと思っていたカールを従えた仙丈岳の美しい姿まで見ることができた。 この時期、花は全く期待できないが、小仙丈を過ぎると赤く紅葉したウラシマツツジが多くなる。中には目が覚めるような鮮やかな赤もあり、度々足を止める。 残念ながら頂上ではガスのため展望は得られなかったが、1日中雨を覚悟していたことを思えば、贅沢はいえない。 帰りは仙丈小屋から馬ノ背ヒュッテを経由し、藪沢コースを採ったたが、馬ノ背ヒュッテで雨が降出し、合羽を着て下る。途中、昼前頃のバスで着いたと思われる多くの登山者とすれ違う。今夜は馬ノ背ヒュッテにでも泊まるのだろう。 |
9/18帰りのバスの車窓から |
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左から甲斐駒ヶ岳・小松峰・双児山 | 鋸岳 鹿の窓 | 左から鋸岳・甲斐駒ヶ岳・小松峰・双児山 | 甲斐駒ヶ岳 | 鋸岳 仙流荘バス停近くより |
帰りの日が快晴なのは惜しい気もしたが、バスの乗客は10人程のため、展望の良い所で度々バスを止めていただけたので、林道からの眺めも楽しむことができた。 |
@日時:2097年7月21日〜24日 | 天候:7/22・7/23晴れのち曇り | 参加者:大槻・西上・楠神・神山・坂本 |
現地まで |
7/21 | JR王寺駅−−−法隆寺IC−−(西名阪・東名阪)−−名古屋IC−−(東名・中央) −−伊那IC−−伊那市−−高遠−−長谷村・戸台口−−長谷村営バス営業所(仙流荘)−− (長谷村営バス/50分/1100円)−−北沢峠----(10分)----北沢キャンプ場(泊) |
自宅(奈良県広陵町)から仙流荘まで片道約370KM | |
7/24 | キャンプ場----北沢峠−−(長谷村営バス)−−長谷村営バス営業所(仙流荘)−− 高遠温泉・さくらの湯−−帰路(往路の逆コ−ス) |
登山コースとコースタイム |
7/22 | キャンプ場----(55分)----仙水峠----(65分)----駒津峰----(75分)----甲斐駒ケ岳----(75分)----駒津峰 ----(25分)----双児山---(70分)----北沢峠----キャンプ場(泊) |
所要時間:約6時間30分 (コ−スタイムには休憩時間も含んでいます) |
仙水峠では素晴らしい摩利支天を見ることが出来たが、間もなくガスが発生し、 この日は甲斐駒の姿は殆ど見ることは出来 なかった |
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摩利支天(仙水峠より) | 甲斐駒ヶ岳 |
7/23 | キャンプ場----(70分)----4合目----(25分)----大滝ノ頭----(20分) ----森林限界----(40分)----小仙丈----(60分)----仙丈岳----(60分) ----馬ノ背ヒュッテ----(2時間)----大平小屋----北沢峠----キャンプ場(泊) |
所要時間:約7時間 (コ−スタイムには休憩時間も含んでいます) |
前日とは違ってガスの出るのが遅く、甲斐駒・ 栗沢山・アサヨ・ 地蔵岳オベリスク・ 北岳・ 塩見岳と素晴らしい眺めを楽しむ。 また下りのコ−スでは、馬ノ背ヒュッテにかけて、お花畑が点在。 |
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甲斐駒ヶ岳 | 栗沢山・アサヨ |
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地蔵岳オベリスク | 北岳 |
その他・見所 |
南アルプス林道バス/電話0265−98−2821/運行期間6月15日〜11月上旬 仙流荘バス停には、バス利用者用の広い駐車場有り(無料) 伊那市役所/電話0265−78−4111 高遠温泉・さくらの湯/電話0265−94−3118 |