大峰・下辻山(1306m) 奈良県五條市大塔町・十津川村 |
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←コースマップ |
A登山口〜下辻山〜登山口 | ||
日時:2012.12.13(木) | 天候:晴れ時々曇り→快晴 | メンバー:Tサン・Fサン・Iサン・私 |
ルート地図 : 地理院地図上にGPSデータを表示 | GPSデータ : Trackデータ 使用方法 |
先週の稲村に続き、「雪の少ないうちに弥山へ」と思っていたが、12月とは思えない寒波で大雪となってしまった。急遽、「まだ積雪が比較的少ないだろう」と思われる下辻山に行き先を変更。 風も無い好天に恵まれ、霧氷こそ見られなかったが、真っ白に雪化粧した大峰の山々の眺望を、目の当たりにすることができた。 |
現地まで |
自宅・広陵町4:50−−高取−−下市−−西吉野城戸−−(R168)−−五条市大塔支所−−高野辻−−篠原−−篠原小学校跡(7:10着) | |
走行距離 :78km 自宅から | 所要時間 :2時間20分 |
事前に大塔支所に道路状況を問い合わせすると、県道は通行止めのため、高野辻経由で篠原に入れるとのこと。また除雪はしているが、高野辻は標高1000mあるため、冬用タイヤは必携とのことだった。 当日、国道168は路面には雪は無く、大塔支所まで順調に到着。支所前から高野辻越えの道に入るが、雪は殿野への分岐を過ぎてから、日陰に現われるが、轍が出来るほどの積雪ではなく、問題なく篠原に着く。 車は前回同様、学校跡に停めさせていただく。 |
登山コースとコースタイム |
小学校跡(7:25発)−−(5)−−登山口−−(55)−一8:34尾根道・巻道分岐(下)−−(60)−一9:35尾根道・巻道分岐(上)−−(74)−−11:12七面山分岐−−(8)−−11:29ヘリポート12:08−−(7)−−12:15下辻山12:27−−(4)−−ヘリポート−−(5)−−七面山分岐−−(5)−−12:43鉄塔13:01−−(6)−−七面山分岐−−(48)−−14:05尾根道・巻道分岐(上)−−(38)−−14:43尾根道・巻道分岐(下)−−(36)−−15:35登山口−−(5)−−小学校跡(15:40着) | ||
所要時間:8時間15分 | 歩行時間:約6時間弱 | 歩行距離:約9.8km |
累積標高:+997m/−1010m |
このコースは急な箇所も無く危険なところも無いが、標高850m付近で荒れた尾根道と巻き道の分岐付近が紛らわしい。前回はスンナリ巻道に誘導されたのだが、今回は雪が積もっていたこともあってか、本来の分岐手前の作業道に入ってしまった。この道は途中で、放置された間伐材で道が塞がれていた。本来の道は、尾根を少し上がってから左に折れるが、巻き道とは言っても水平な箇所は少なく、斜面を上りながら巻いてゆく。 |
@登山口〜下辻山〜P1306〜登山口 | ||
日時:2012.3.11(日) | 天候:晴れ→曇り→小雪 | メンバー:オーさん・アイさん・私 |
ルート地図 : 地理院地図上にGPSデータを表示 | GPSデータ : Trackデータ 使用方法 |
現地まで |
自宅・広陵町−−道の駅・吉野路大淀(6:00発)−−西吉野城戸−−(R168)−−宇井−−(K235)−−篠原−−篠原小学校跡(7:30着) | |
走行距離 :53km 道の駅・吉野路大淀から | 所要時間 :1時間30分 |
篠原へはR168の宇井から県道235号を利用するか、大塔支所から高野辻経由で入る2通りあるが、前者は起伏は少ないが道幅は狭くカーブも多い。一方後者は道幅は若干広くカーブも少ないが、標高1000mの高野辻を越えなければならない。今回行きは県道で帰りは高野辻を越えたが、高野辻経由の方が走りやすいように感じた。尚、車は舟ノ川右岸の小学校跡に停めさせてもらった。 |
登山コースとコースタイム |
小学校跡(7:40発)−−(5)−一登山口−一(47)−一8:31尾根道・巻道分岐(下)−−(28)−一8:59尾根道・巻道分岐(上)−−(55)−−10:07七面山分岐−−(7)−−ヘリポート−−(4)−−10:29下辻山10:43−−(4)−−ヘリポート−−(4)−−七面山分岐−−(35)−−11:37P1306−−(40)−−七面山分岐−−(4)−−ヘリポート−−(3)−−七面山分岐−−(37)−−尾根道・巻道分岐(上)−−(30)−−尾根道・巻道分岐(下)−−(33)−−登山口ーー(5)−−小学校跡(15:13着) | ||
所要時間:7時間53分 | 歩行時間:約5時間35分 | 歩行距離:約12.8km |
累積標高:+1281m/−1242m |
登山口からの植林は10分程で一旦雑木林にかわるが、コースの中程まで尾根の左側には相対的に植林が多く右側は自然林が多い。 国土地理院の地形図では、標高680m付近で尾根に上がった後は、下辻山まで尾根上に登山道が記されているが、標高880m当りで北東斜面の巻道に誘導される。標高1100mピークの先で再び尾根に合流した後は、尾根を外れることはなかった 尚、帰りにこの区間は巻道を利用せず尾根を歩いたが、上部の尾根に比べ倒木も多く荒れ気味で、歩かれた形跡も少なかった。また巻道に合流する手前では、間伐材が植林内に放置され、登山道の形跡もなかった。どうやら巻道がメインルートになっており、往復共に巻道を利用するのが良いようだ。 標高1200m手前から木々の枝に樹氷が着きはじめ、木々の間からは真っ白に雪化粧した下辻山も見えるようになった。七面山分岐手前からは冬に舞い戻ったような景色となり、青い空とのコントラストが実に美しい。 七面山分岐で右折し樹氷の間を抜けると、ヘリポートにでる。当然視界は大きく開け、釈迦ヶ岳や稲村ヶ岳、天和山、更には金剛山、葛城山まで絶景が得られた。続く頂上には大きな反射板があって異様な景観だが、こちらも奥高野の山々等の眺めが素晴らしい。 時間にも余裕があったので七面山に続く尾根に入り、1306mピークを往復する。こちらの尾根では送電線鉄塔で視界が開け、明星ヶ岳から七面山、釈迦ヶ岳等大峰山系の雄大な展望が得られた。 この頃になると気温も上がり、頭上から頻繁に樹氷が落下してくる。おちおち食事も出来そうにもないので再びヘリポートに戻り、景色を楽しみながら食事と休憩をたっぷりとる。 天気も下り坂に向かうのか、少し靄って来たのを機にヘリポートを後にして下山した。 前週に続く樹氷で冬場もそうだが、新緑や紅葉の時期にも訪れたいと思う山が新たにまた一つ増えた。 |
その他・見所・関連山行 |
高野辻〜滝山〜天和山〜滝山〜高野辻 |