姫越(ひめご)山・座佐の高・網掛山・大内の高 三重県大紀町・南伊勢町 |
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日の出公園〜姫越山〜座佐の高〜芦浜 | 新桑竈〜座佐の高〜座佐浜 |
C’220312 姫越山 | D’220312 姫越山 | |
@’160219 姫越山 | A’160226 座佐の高 | B’180119 姫越山〜座佐の高 |
C日の出公園駐車場〜姫越山〜芦浜・芦浜池〜日の出公園駐車場 | ページ先頭へ | |
日時:2024年2月16日(金) | 天気:晴・出発時は強風 | メンバー:YOサン |
地理院地図 : 地理院地図上にGPS軌跡を表示 | GPSデータ: Trackデータ 圧縮ファイル |
現地まで |
広陵町5:56−−大宇陀−−東吉野村−−(高見トンネル・R166)−−松坂市飯高−−(湯谷トンネル・R422)−−大台町・粟谷口−−−大台警察署−−(R42)−−大紀町崎−−(K68・R260)−−8:26大紀町錦・日の出公園駐車場 | |
走行距離 :115.9km | 所要時間 :2時間30分 |
登山コースとコースタイム |
日の出公園駐車場8:47---(4)---8:51登山口---(85)---10:16姫塚---(15)---10:31姫越山10:46---(32)---11:18新桑・芦浜分岐---(49)---12:07芦浜・芦浜池12:44---(23)---13:07姫越山尾根道分岐(芦浜峠)---(37)---13:44近畿自然歩道分岐---(46)---14:30黒島展望台---(16)---14:46塩浜山村広場14:57---(32)---15:29日の出公園駐車場 | |||
所要時間:6時間42分 | 歩行時間:5時間39分 | 歩行距離:14・0km | |
累積標高差:+1207m/-1204m | 山で出会った人:2人 |
歩いたコースは@と同じ |
C日の出公園駐車場〜姫越山〜芦浜・芦浜池〜日の出公園駐車場 | ページ先頭へ | |
日時:2022年3月12日(土) | 天気:晴 | メンバー:単独 |
地理院地図 : 地理院地図上にGPS軌跡を表示 | GPSデータ: Trackデータ 圧縮ファイル |
現地まで |
自宅・広陵町5:55−−田原本−−桜井−−大宇陀−−東吉野村−−(高見トンネル・R166)−−松坂市飯高−−(湯谷トンネル・R422)−−大台町・粟谷口−−−大台警察署−−(R42)−−大紀町崎−−(K68・R260)−−8:22大紀町錦・日の出公園駐車場 | |
走行距離 :往路約116.9km | 所要時間 :2時間27分 |
日の出公園駐車場は墓地に隣接しており、一見墓地の駐車場のようにも思える。10数台駐車可能で、車道の反対側には綺麗なトイレも有り。 到着時、意外にも空きは一ヶ所のみ、私の到着で満車となった。 |
登山コースとコースタイム |
日の出公園駐車場8:50−−(6)−−8:56登山口(避難所)−−(60)−−9:56爺ヶ塚−−(10)−−10:06姫塚−−(13)−−10:19姫越山10:32−−(30)−−11:02新桑・芦浜分岐−−(44)−−11:46芦浜・芦浜池−−(9)−−11:55休憩12:25−−(11)−−12:36芦浜南端尾根取付−−(24)−−13:00姫越山尾根道分岐(芦浜峠?)−−(28)−−13:28近畿自然歩道分岐−−(14)−−13:42錦中学分岐−−(12)−−13:54錦中学−−(21)−−14:15日の出公園駐車場 | |||
所要時間:5時間25分 | 歩行時間:4時間42分 | 歩行距離:12.5km | |
累積標高差:+934m/-932m | 山で出会った人:約20人 |
コースについては@、B参照 |
B日の出公園P〜姫越山〜座佐の高〜芦浜〜日の出公園P | ページ先頭へ | |
日時:2018年1月19日(金) | 天気:快晴(霞あり) | メンバー:単独 |
地理院地図 : 地理院地図上にGPS軌跡を表示 | GPSデータ: Trackデータ 圧縮ファイル |
姫越山は海近くにあって、海抜0mから上る山と云うだけでなく、周回コースを採れば頂上から海岸に降り立ち、再び山越えで戻って来ると云う、他の山では味わえない体験が出来る山でもある。 芦浜池から見上げる姫越山は、海抜0m近くから見上げることもあり、500m余りの低山とは思えない堂々とした姿を見せている。また芦浜池はかつては海だったところで、長い年月を経て堰き止められた海跡湖で、この近辺では他に座佐池や薄月池が存在する。 |
現地まで |
自宅・広陵町4:50−−田原本−−桜井−−大宇陀−−東吉野村−−(高見トンネル・R166)−−松坂市飯高−−(湯谷トンネル・R422)−−大台町・粟谷口−−(K31)−−大宮大台IC−−(紀勢道・\440)−−−−(紀勢道)−−紀勢大内山IC−−(K68・R260)−−7:35大紀町錦・日の出公園駐車場 | |
走行距離 :往路約114.4km/復路約118km(高速乗らず、R422経由) | 所要時間 :往路2時間45分 |
日の出公園駐車場は墓地に隣接しており、一見墓地の駐車場のようにも思える。10数台駐車可能で、車道の反対側には綺麗なトイレも有り。 |
登山コースとコースタイム |
日の出公園駐車場8:00−−(5)−−8:05登山口−−(62)−−9:26爺ヶ塚−−(10)−−9:36姫塚−−(16)−−9:52姫越山10:15−−(26)−−10:41新桑・芦浜分岐−−(21)−−11:02座佐の高11:26−−(21)−−11:47芦浜分岐−−(34)−−12:21芦浜・芦浜池12:47−−(6)−−12:53芦浜南端尾根取付−−(26)−−13:19姫越山尾根道分岐(芦浜峠?)13:28−−(32)−−14:00近畿自然歩道分岐−−(30)−−14:30浅間山避難所−−(18)−−14:48日の出公園駐車場 | |||
所要時間:約6時間48分 | 歩行時間:約5時間 | 歩行距離:約12.6km | 歩行数:約 ?歩 |
累積標高差:+1090m/-1081m |
駐車場〜姫越山 B参照 ただ今日は霞が強く、頂上からの眺めはいまひとつ。 また今日は平日でもあり、誰とも会うことはないと思ったいたが、私が頂上に着いて間もなく、地元伊勢の4人の方々が上がって来られた。 姫越山〜座佐の高〜芦浜池 まずは新桑と芦浜の分岐へ・・・、尾根は快適で道も明瞭、のろし台跡・芦浜分岐を過ぎ、若干急な坂を下り小さな起伏を二つ越すと芦浜池展望地に着く。眼下に見える芦浜・芦浜池の眺めは実に素晴らしい。ここから芦浜へ下る分岐は目と鼻の先、前回は此処を右に下ったが、今日は直進しする。道は頂上直下は若干急だが歩き易い。 頂上は東側に眺望が良く、古和浦湾や座佐池が望めるが、先程の姫越山同様霞がかかりスッキリしない。 2年前此処から崖上のコースを辿り、座佐浜に降り立ち新桑に戻ったが、今日は崖に至る手前で芦浜に下り錦に戻る予定だ。芦浜に下る分岐は座佐の高南側鞍部と次のピークの手前(鞍部の上)の2ヶ所有り、今日は尾根を忠実に下るため鞍部の分岐はパスし、上の分岐まで行く。この尾根の下り始めはシダが繁茂し歩き難いが、これを抜けると尾根中央には障害となる物は無く、歩き易くなる。尾根下部まで下ると右から明瞭な道が合流、どうやら鞍部からの道が此処に通じているようだ。芦浜には小さな社の手前に降り立った。 芦浜は熊野灘に面し人工的な構造物が全く目に入ることが無い、素晴らしい浜なのだが、残念なことに浜の奥には漁具、発砲スチロール、ペットボトルが多数打ち上げられている。こればかりは致し方ないか? 芦浜池〜駐車場 前回は防波堤北端から錦に戻るコースに入ったが、ネットでは浜南端の尾根にも足跡があったので、取付きが判るか不明だったが、取りあえず防波堤南端まで行ってみることにする。すると以外にもどん突きにテープがあり、明瞭では無いが踏み跡も確認でき、難なく尾根に上がることができた。この尾根も障害物等も無く、30分弱で防波堤北端からの道に合流した。以降、2年前にも歩いたのトラバース道で近畿自然歩道分岐錦に向かう。約30分で分岐に到着、近畿自然歩道は前回歩いたので、右折して再びトラバース道に入る。また途中地図には無い分岐が有り、意味不明の道標が立っていたが、右の方が駐車地に近いと思われたので、ここも右折れする。 トラバース道が尾根に上がると程なく錦の街並みが目に入り、浅間山避難所に到着した。 避難所の階段を下り、以降海岸沿いの車道を歩き、駐車地に戻った。 |
A新桑竈(さらくわがま)〜座佐の高〜座佐浜・座佐池〜新桑竈 | ページ先頭へ | |
日時:2016年2月26日(金) | 天気:快晴 | メンバー:Iサン・私 |
地理院地図 : 地理院地図上にGPS軌跡を表示 | GPSデータ: Trackデータ 圧縮ファイル |
先週の姫越山は低山ながら、山から見る海の景色の美しさや、山〜海〜山〜海を巡るコースは、期待していた以上のものがあった。 その際、座佐の高に寄れなかったのが心残りで、帰宅後ネットで座佐の高を検索・・・、新桑から周回するコースが有るのを知る。海岸寄りのコースを採れば、姫越山より眺めも良さそうだ・・・。 2週続けて南伊勢に向かう。 |
現地まで |
自宅・広陵町4:55−−橿原−−大宇陀−−東吉野村−−(高見トンネル・R166)−−松坂市飯高−−(湯谷トンネル・R422)−−大台町・粟谷口−−(K31)−−大宮大台IC−−(紀勢道・\440)−−紀勢大内山IC−−(K68・R260)−−7:34南伊勢町新桑竈・ロッジさらくわ手前 | |
走行距離 :往路約116.5km/復路約120km(高速乗らず、R422経由) | 所要時間 :往路2時間40分 |
R260を海岸まで下ってくると、道は左にカーブするが、その手前を右に折れ、橋を渡る。直進し堤防沿いの細い道に入り500m程(国道から)進むと、堤防脇に空き地が有り、ここに駐車する。丁度集落入口にある神社の手前になる。 此処にはトイレはない。 |
登山コースとコースタイム |
駐車地7:44−−(6)−−7:50新桑川横断点−−(21)−−8::11座佐の高道合流−−(60)−−9:14座佐の高9:27−−(15)−−9:42芦浜展望地−−(12)−−9:54芦浜分岐−−(11)−−10:05・P323−−(55)−−11:07・P143.4(三角点座佐?)11:16−−(37)−−11:53座佐浜南端12:21−−(17)−−12:38座佐浜北端−−(50)−−13:28タマゴ浜−−(6)−−13:54新桑川横断点−−(6)−−14:00駐車地 | |||
所要時間:約6時間15分 | 歩行時間:約5時間弱 | 歩行距離:約9km | 歩行数:約18000歩 |
累積標高差:+1048m/-1048m |
駐車地〜座佐の高 神社前を西へ、ロッジと水産物関連の工場と思われる建物の間を行くと、新桑川の堤防に突き当たる。堤防を上流に進むと先程の工場から大量の水が川へ排出されている排水口がある。これより下流部の流れはこの排水によるもので、この排水口より上流側には水は全く流れていない。小石をネットに詰めて積み上げた堤防は、急だが階段状になっており、ネットを掴みながら河原に降り、対岸に渡る。右岸には座佐浜を示す道標があり、その方向に進む。当初は座佐の高からタマゴ浜北側に下っている大きな尾根を上がるつもりだったが、手前の枝尾根に「座佐の高」と書いた杭が目に入る。テープもあり踏み後もついているので、これを上がる。上るに従い傾斜も増してきた頃、踏み後は左にトラバースして行き、20分弱で目的の尾根に合流した。神社近くの案内板に登山道として記載されていただけあって、シッカリした道が座佐の高に向かっている。この山も姫越山と同じくウバメガシが多い雑木林の山で、展望箇所はそう多くはないものも、尾根途中から古和浦湾を眺めることもでき、頂上では座佐浜・座佐池は勿論、古和浦湾対岸の薄月池に熊野灘が、また振り返ってみれば姫越山まで見えている。 座佐の高〜座佐浜・座佐池 頂上で展望を楽しんだ後、姫越山への道を右手に見送り、座佐浜に向け出発する。頂上直下は可成りの急傾斜で、岩が露出した箇所もあり慎重に下る。芦浜分岐を過ぎると、大小のピークが次々現れ、これを越していくことになる。右手下には木々の間からキラキラ光る海面も見えている。約150mピークを越えるといよいよ断崖上の道に・・・、右は絶壁で足元はザレているのでスリップは禁物だ。青い海と切れ落ちた絶壁、素晴らしい景色が次々現れ、中々前に進まない。 P143.4で小休止した後、座佐浜への降下点に向かうが、この間の眺めも素晴らしい。降下点にはテープがあり直ぐそれと判る。下る尾根は細い幹の木々が密生した状態、テープが頻繁に打たれているので、迷うこともなく浜が直ぐ下に見える所まで到達。ところがそのまま尾根を下るものと思っていたが、左に下り水際に誘導された。だが目の前は池の様に水面が広がっている。一旦尾根先端まで戻り下れるか探ってみるが、可成り危険が伴うようだ。再度水際まで戻り、水際をヘツって行けるか探るがどうも無理なようだ。水際(山側)は靴を履いて渡れるほど浅くはない。裸足になり渡かけたところで、転んで濡れてしまっては、着替えもない、この時期これは厳しい・・・。再度尾根先端まで戻り、中程まで下り探ることに、足元は急なうえ痩せ細り、そのうえザレているので可成り厳しそうだが、何とか途中の立木まで到達。すると幸運なことにこの木から黒いロープが垂れ下がっている。少々年期が入っているようだが、何とか持ちこたえてくれそうだ。おかげで下部の岩場を下降出来、浜に立つことが出来た。 緊張から解き放され、浜で休憩を兼ね昼食を摂るが、これからまだ尾根2本をを越すと思えば、そうゆっくりは出来ない。美しい浜を北端のタマゴ浜取付きへ・・・。 座佐浜〜駐車地 タマゴ浜取付きは直ぐ見つかり、森の中を小さな沢に沿って奥に進む。此方も随所にテープが打たれているので迷うこともない。道は次第に沢から尾根に上がり、標高210m辺りで尾根を越す。浜からここまで30分少々だ。後は当然のことながら、タマゴ浜まで210mを下らなければならない。降り立ったタマゴ浜は、西浦と呼よばれている小さな入り江の奥にある浜だ。古和浦湾の奥に有るため波も静かで、釣り筏が幾つも浮んでいる。 此処まで来れば、あと一本尾根を越せば出発地の新桑竈だ。取付きは直ぐ見つかり、背後の森の中を進む。今度の尾根はせいぜい標高は80mほど・・・、思ったより早く尾根を越え新桑川右岸に到着。遠回りになるが流れは渡らず、右岸を今朝渡った排水口まで行き、流れのない所で対岸に上がり、駐車地に戻った。 |
@日の出公園駐車場〜姫越山〜芦浜・芦浜池〜日の出公園駐車場 | ページ先頭へ | |
日時:2016年2月19日(金) | 天気:快晴 | メンバー:単独 |
地理院地図 : 地理院地図上にGPS軌跡を表示 | GPSデータ: Trackデータ 圧縮ファイル |
姫越山は海近くにあって、海抜0mから上る山と云うだけでなく、周回コースを採れば頂上から海岸に降り立ち、再び山越えで戻って来ると云う、他の山では味わえない体験が出来る山でもある。 長年登山をしているが、登山中の昼食を海岸でしたのは、今回が初めてだ。 また今回立ち寄った芦浜および芦浜池は車では行くことは出来ず、海から船で行くか、山道を歩いて行くしかない。 前は海、背後は山に囲まれた浜に、自分以外誰も居ないと思うと、無人島に一人取り残されたような錯覚を覚えるような所でもあった 現地まで遠かったが、冬の暖かい日には、こんな低山歩きは大変楽しい。 |
現地まで |
自宅・広陵町5:50−−大宇陀−−東吉野村−−(高見トンネル・R166)−−松坂市飯南粥見井尻−−(R368)−−勢和多紀IC−−(紀勢道)−−紀勢大内山IC8:30−−(K68・R260)−−8:45大紀町錦・日の出公園駐車場 | |
走行距離 :往路約137km/復路約120km(高速乗らず、R422経由) | 所要時間 :往路2時間55分 |
昨日は高気圧に覆われ好天で雨は降っていない筈なのに、東吉野村とそれに隣接する大宇陀、飯高の一部で路面が濡れ、凍結箇所も多くみられた。 その影響か、新木津トンネル西口手前では凍結でスリップしたのか、トラックが横転し登り車線を塞いでいる現場にも遭遇。 当初はR422(湯谷トンネル)を越えるつもりだったが、道幅は狭くカーブも多いことでもあり、安全を考え遠回りになるが、R166・R368で勢和多紀ICまで行くことにした。 日の出公園駐車場は墓地に隣接しており、一見墓地の駐車場のようにも思える。10数台駐車可能で、車道の反対側には綺麗なトイレも有り。 |
登山コースとコースタイム | コース概要図 |
日の出公園駐車場9:02−−(5)−−9:07登山口−−(65)−−10:12爺ヶ塚−−(10)−−10:22姫塚−−(10)−−10:32姫越山10:46−−(33)−−11:13新桑・芦浜分岐−−(42)−−11:55芦浜・芦浜池12:28−−(22)−−12:50姫越山尾根道分岐(芦浜峠?)−−(34)−−13:24近畿自然歩道分岐−−(40)−−14:04黒島展望台−−(14)−−14:18塩浜山村広場14:25−−(30)−−14:55日の出公園駐車場 | |||
所要時間:約6時間弱 | 歩行時間:約5時間分 | 歩行距離:13.9km | 歩行数:約25000歩 |
駐車場〜姫越山 駐車場の直ぐ横の川沿いを山に向かって行く、正面には登山口となる津波避難所への階段も見えているので、それを目標に進む。階段を上がり避難所建物横から始まる山道は、取付きから可成りの急坂だ。周囲はウバメガシ中心の雑木林で、この急な上りは30分程続く。今回の周回コースではこの最初の上りが一番きついだろう。またこの山は殆ど常緑樹で覆われているため、展望箇所は限られているが、急坂が緩やかな尾根道になった辺りで最初の展望地があり、錦漁港や熊野灘の美しい景色が見られる。以降頂上まで登り始めのような急な箇所はなく、淡々と歩を進める。爺ヶ塚を過ぎ、この山の名前の由来となった姫伝説の姫塚まで来ると頂上は近い。 頂上は南側に視界が開け、眼下には芦浜と芦浜池そして熊野灘が、また尾鷲方面に目を向けると先月登った天狗倉山までも見えている。 姫越山〜芦浜池 次は座佐の高手前の鞍部で新桑と芦浜の分岐へ・・・、尾根は快適で道も明瞭、のろし台跡・芦浜分岐を過ぎ、若干急な坂を下り小さな起伏を二つ越すと芦浜池展望地に着く。眼下に見える芦浜・芦浜池の眺めは実に素晴らしい。ここから芦浜へ下る分岐は目と鼻の先、分岐からシッカリした道が有り、当然之を下り始めたが、この道は九十九折れとなって右斜面を下って行く。地形図ではほぼ尾根芯に山道が下っているので、間違ったかと思ったが、道は尾根から大きく外れるかと思うと、再び尾根近くに戻って来るので、その内に尾根に上がるのでは、と思いそのまま先に進む。案の定、尾根が緩やかのなった辺りで道は尾根に上り、それ以降は尾根を直線的に下れることもあって、思いのほか早く芦浜池に到着。 芦浜池から見上げる姫越山は、海抜0m近くから見上げることもあり、500m余りの低山とは思えない堂々とした姿を見せている。また芦浜池はかつては海だったところで、長い年月を経て堰き止められた海跡湖で、この近辺では他に座佐池や薄月池が存在する。 芦浜池〜駐車場 芦浜池近くで昼食を済まし、いよいよ錦に戻ることに・・・、池西側の尾根を廻り込むと堤防に出る。堤防北端は砂が堆積し、容易に堤防を越すことができ、そのまま山に向かって進むとテープがあり、難なく小さな尾根の上り口に導かれた。道はこちらも明瞭で、P459から南に延びる尾根に向かって上って行く。約20分でこの尾根に到着、ここが芦浜峠らしいがそれを示す物は見当たらない。尾根を上がれば姫越山に至るが、当然直進しトラバース道に進む。可成りの急斜面にもかかわらず、シッカリした道で危険な箇所はない。ただ山襞に沿っているため、近畿自然歩道分岐まで随分長く感じられた。 近畿自然歩道は海に一番近い尾根上を切り開いて作られ、幅広い遊歩道が塩浜山村広場へ続いている。 近畿自然歩道の道標には「絶壁からながめる海と・・・」とあったが、展望箇所は意外と少なく、ましてや海から垂直に切り立った断崖を見れるような展望所はなかった。 塩浜山村広場で、錦湾や錦漁港の眺めを楽しんだ後、車道を下り錦漁港を経て駐車地の日の出公園駐車場に戻った。 |
その他・見所・関連山行 |
七洞山・獅子ヶ岳・牛草山 |