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 鈴鹿 入道ヶ岳・鎌ヶ岳・雲母峰 三重県鈴鹿市・四日市市・菰野町  滋賀県甲賀市 


入道ヶ岳〜鎌ヶ岳

入道ヶ岳

雲母峰

C'21.02.07 井戸谷〜入道ヶ岳〜二本松尾根 D'22.01.22 北尾根〜入道ヶ岳〜井戸谷 E '22.01.31独標尾根〜雲母峰
@'12.11.25 入道ヶ岳〜鎌ヶ岳 A'13.01.16 北尾根〜入道ヶ岳〜二本松尾根 B'19.03.09 井戸谷〜入道ヶ岳〜北尾根

E「独標尾根〜雲母峰」往復
日時:2022.1.31(月) 天気:晴 メンバー:単独
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ: Trackデータ 
 鈴鹿山系主稜線から東に張り出した山が三つある。野登山と入道ヶ岳、それと雲母峰だが、雲母峰だけ未だ登っていなかった。
現地まで
自宅・広陵町6:50−−桜井−−−榛原−−−針IC−−(名阪国道)−−亀山IC−−(R1・R306)−−鈴鹿インター西−−(R306)−−水沢茶屋町−−8:26登山口駐車場
走行距離 :約116.6km  所要時間 :約2時間36分
 1月22日の入道ヶ岳行では往路で高速を利用したが、今回は山での行動時間が短いようなので、一般道で登山口まで向かう。入道ヶ岳登山口とは数kmの差なのだが、結果的には約1時間超余分にかり、出発は9時前になってしまったが、13時頃には下山出来る見込みだ。
登山口にはトイレは無いので、国道306号線沿いに幾つかあるコンビニでお借りするしかない。

登山コースとコースタイム
駐車場8:50−−(12)−−9:02登山口(林道外れ)−−(23)−−9:25尾根合流(植林抜け)−−(29)−−9:54「P735」尾根−−(36)−−10:30U峰10:45−−(16)−−11:01雲母峰11:24−−(11)−−11:35U峰−−−(30)−−12:05「P735」−−(15)−−12:20尾根外れ(植林へ)−−(14)−−12:34登山口(林道へ)−−(10)−−12:47駐車場
所要時間:3時間57分 歩行時間:3時間16分 距離:約6.2km
累積標高:+720m/−731m 山で出会った人:0人

8:20
入道ヶ岳(左)、雲母峰(右)
中央奥は鎌ヶ岳
8:48
駐車場(林道入口)
9:02
ここから登山道へ
9:16
植林内、九十九折の登山道暫く続く
9:27
植林を抜けると、落葉樹に変わる
9:38
日陰は溶けた雪が凍りバリバリ
9:57
やせ尾根も
10:03
急坂も
10:11
入道ヶ岳
10:11
御在所岳
10:11
鎌ヶ岳。右奥は雨乞岳()
10:25
日陰にはやはり雪が
10:30
U峰直前
10:31
U峰頂上の休憩所
10:32
伊勢平野
10:35
鎌ヶ岳
10:35
鎌ヶ岳の右に雨乞岳が
10:36
雨乞岳をアップで
10:46
本峰へは凍った植林際を下る
10:56
釈迦ヶ岳と鈴鹿北部の山々
10:57
雲母峰手前の尾根
11:01
雲母峰(本峰)
展望は良くない
11:53
復路、U峰を振り返って

 駐車場が林道の起点で、入口にはチェーンが張られ、一般車は進入できない。起点付近は未舗装だが、100m程行くとアスファルト舗装に変わる。道幅も広い立派な林道で、この舗装が途切れたところから植林内の山道に入る。始めは緩やかな斜面は次第に傾斜も増し、九十九折を繰り返しながら、高度を上げて行く。やっとのことで植林帯を抜けると、急に明るさが増し落葉広葉樹の尾根にでる。急な箇所は無いが、左側に再び植林に出現する頃になると、日陰になった所では雪が現れると共に、夜間の冷えで凍結した箇所も多くなり、この時点でチェーンアイゼンを着ける。しかし尾根がP735で北に向きを変えると日当たりも良くなり、地肌が露出した箇所が続くことも有り、一旦アイゼンを外す。こんな場面では手間なく着脱出来るチェーンアイゼンは助かる。その後も雪が残る箇所も多くなったが、頂上までノーアイゼンで歩く。P735で北に向きを替えた尾根は危険な箇所はないが、U峰手前のピークの上りは急坂だ。展望は落葉した状態なので、ある程度展望は有るのだが、枝が邪魔をするので、スッキリとは行かない。この尾根で展望が良いのは、U峰とその手前のピーク位か。
頂上(本峰)へは鞍部まで下った後、50m程上り返す。本峰は周囲を樹木に囲まれ、葉が茂る時期は全く展望は得られないと思われる。

D北尾根〜入道ヶ岳〜井戸谷
日時:2022.1.22.(土) 天気:快晴 メンバー:単独
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ: Trackデータ このページの先頭へ
 今日は台高山系では霧氷が綺麗に出来ていると思われたが、初登山の明神平で綺麗な霧氷を堪能したこともあり、今日は気軽に雪景色を楽しめる鈴鹿の入道ヶ岳へ・・・。
現地まで
自宅・広陵町5:55−−三宅IC−−−郡山西IC−−(西名阪・名阪国道)−−亀山IC−−(東名阪)−−鈴鹿IC−−−7:27椿大神社第3駐車場
走行距離 :109.5km  所要時間 :1時間32分
第3駐車場(登山者用)は40〜50台程度は駐車可と思われるが、到着時は10数台のみ。尚、登山者であっても、より登山口に近い参詣者用の駐車場に停めている方も居るようだ。

登山コースとコースタイム
椿大神社第3駐車場7:47−−(15)−−8:02北尾根登山口−−(9)−−8:11愛宕社8:18−−(22)−−8:40鉄塔−−(32)−−9:16避難小屋9:23−−(38)−−10:01展望ポイント10:07−−(30)−−10:41北ノ頭−−(10)−−10:53入道ヶ岳11:17−−(13)−−11:30奥宮−−(10)−−11:40井戸谷下降点−−(32)−−12:12避難小屋−−(23)−−12:35井戸谷登山口12:40−−(21)−−13:01椿大神社第3駐車場
所要時間:5時間14分 歩行時間:4時間15分 距離:8.8km
累積標高:+892m/−884m 山で出会った人:多数

8:02
北尾根登山口
8:04
愛宕社への長い石段、途中から左側にの登山道を歩く
8:36
尾根上には薄っすらと雪が
8:57
避難小屋手前は超急坂
9:35
避難小屋を過ぎて
9:56
長い馬酔木のトンネルが続く
10:04
展望ポイントから見た鎌ヶ岳と御在所岳
10:36
鎌ヶ岳と御在所岳、右奥は釈迦ヶ岳
10:41
白山をアップで
10:53
鎌ヶ岳と御在所岳、頂上から
10:54
野登山(左)と仙ヶ岳(右)
10:54
仙ヶ岳(左)と宮指路岳(右)
10:55
頂上から伊勢平野を見下ろす
11:15
頂上
11:16
頂上でくつろぐ登山者
11:21
頂上と奥宮の間の雪原
11:32
奥宮(最高点)
11:36
雲母峰、右後方には御嶽、乗鞍が
11:42
井戸谷へ急斜面を下る
11:45
急斜面を見上げる
12:13
避難小屋下部のトラバース
12:38
井戸谷コース登山口

北尾根コース
 愛宕社に上がる石段からスタートしたが、スタート直後の階段はきつく、中程から直ぐ左側の登山道に移り愛宕社まで行く。愛宕社を過ぎ急坂に差し掛かる頃になると雪も現割れるが、アイゼンは尾根に乗った後、最初の小さな下り坂の手前で装着する。北尾根には498ピークと避難小屋手前に、短いが急坂が2箇所ある。幸なことに雪も少なくチェーンアイゼンで問題なく通過できた。ただここを下ろ時は気を使うだろう。
避難小屋を境に、常緑樹林から落葉広葉樹林に変わるため、周囲は一気に明るくなると共に積雪も深くなる。今日は人出も多いようで、トレースがシッカリあるので、歩くのも比較的楽だ。
広葉樹林の後は、北の頭手前まで長い馬酔木のトンネルが続く。無雪期ならあまり気にならない馬酔木トンネルも雪が積もった分、頭上に余裕がなくなり、頭を下げながら通過せなばならず、うっとおしく感じた。
馬酔木のトンネルを抜け北の頭に経つと一気に展望が開け、雪を被った御在所岳と鎌ヶ岳が飛び込んで来る。

井戸谷コース
 井戸谷は過去2回、無雪期に上っているが、この谷を下るのは今回が初めてだ。上から見下ろすと可なりの急斜面で、トレースが無ければパスするところだが、今日は多くの人が上がって来ており、シッカリとトレースを付けてくれている。トレースと言っても、20〜30cm沈みこんだ足跡だが、トレースを外れ無い限り、それ以上沈むことは無く、比較的楽に下ることが出来た。

C井戸谷〜入道ヶ岳〜二本松尾根
日時:2021.2.7(日) 天気:晴 メンバー:YOサン
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現地まで
自宅・広陵町6:00−−−桜井−−−榛原−−−針IC−−(名阪国道)−−亀山IC−−(R1・R306)−−鈴鹿インター西−−7:45椿大神社第3駐車場
走行距離 :約110.8km  所要時間 :約1時間45分
 通常、入道ヶ岳以北の鈴鹿の山に行く際には、登山口に少しでも早く着くため、亀山から鈴鹿ICまで短い区間だが東名阪道を利用している。しかし今日はETCカードを忘れたため、また急ぐ必要性も無かったので、1号線バイパスからら306号線に入り、椿大神社まで下道を走る。結果的には名阪国道、一般道が空いていたこともあってか、高速利用と比べても時間、距離共に大差なかった。
登山者用駐車場に到着時、先着車は10台程度だったが、下山時には6〜7割程度埋っていた。

登山コースとコースタイム
駐車場7:57−−(15)−−8:15北尾根登山口−−(13)−−8:28井戸谷コース登山口−−(36)−−9:04避難小屋9:13−−(14)−−9:27フクジュソウ自生地9:40−−(33)−−10:13北ノ頭10:19−−(6)−−10:25奥宮10:32−−(8)−−10:40入道ヶ岳11:34−−−(29)−−12:03避難小屋−−(32)−−12:35二本松尾根登山口−−(8)−−12:43北尾根登山口−−(16)−−12:59駐車場
所要時間:約5時間 歩行時間:約3時間30分 距離:約8.4km
累積標高:+923m/−912m 山で出会った人:数十人

7:57
第3駐車場出発
8:2
井戸谷コース登山口
8:55
植林帯を抜け、井戸谷右岸へ
8:57
井戸谷取付き
9:24
フクジュソウ自生地手前
9:31
フクジュソウ
9:33
フクジュソウ
9:35
フクジュソウ
9:58
谷から笹原へ
10:14
北の頭から頂上を見る
10:22
鎌ヶ岳(左)と御在所岳(右)
10:25
椿大神社奥宮
最高点
10:40
入道ヶ岳
10:41
鎌ヶ岳(左)と御在所岳(右)
頂上から
10:41
仙ヶ岳(左)、宮指路岳
(中央)
11:09
頂上から伊勢平野を見下ろして
11:37
頂上を振り返って
11:40
馬酔木のトンネルが続く
12:11
後半は植林帯を下る
12:31
林道に出る
直進は井戸谷登山口、二本松尾根登山口は右へ
12:35
登山口

椿大神社へは流れの無い河原を横切る
朝は此処に多くの駐車有り
12:35
登山口
河原から振り返って

井戸谷のフクジュソウ自生地は、登山道から左岸の斜面を数十メートル上がった、標高約670m程の所に有り。

B井戸谷〜入道ヶ岳〜北尾根
日時:2019.3.9(土) 天気:快晴 メンバー:単独
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昨夜まで藤原岳は坂本谷のフクジュソウを予定していたが、スマホのアラーム設定ミスで寝過ごしてしまった。
急げば頭蛇ヶ平を経て天狗岩当たりまで行けなくもなかったが、鈴鹿ICから近い入道岳のフクジュソウに行先を変更。
現地まで
自宅・広陵町6:10−−−桜井−−−榛原−−−針IC−−(名阪国道・東名阪)−−鈴鹿IC−−−8:15椿大神社第3駐車場
走行距離 :約108.5km  所要時間 :約2時間5分
6年前には一番上手の駐車場に停めたが、最近のネットでは登山者は第3駐車場に止めているようだったので、登山口まで距離は有るが、此処に駐車する。到着時広い駐車場は未だ1/3程度の埋まり様。
なお、登山口までの間、奥の駐車場や北尾根登山口やキャンプ場手前の路肩や空き地には、多くの駐車があった。

登山コースとコースタイム
駐車場8:28−−(15)−−8:43北尾根登山口−−(12)−−8:55井戸谷コース登山口−−(32)−−9:27避難小屋9:32−−(15)−−9:47フクジュソウ自生地10:00−(35)−−10:37入道ヶ岳11:07−−(8)−−11:15奥宮−−−(6)−−11:23北ノ頭−−−(37)−−12:03避難小屋−−(40)−−12:43愛宕社−−(7)−−12:50北尾根登山口−−(15)−−13:05駐車場
所要時間:4時間37分 歩行時間:約3時間40分 距離:約8.3km
累積標高:+914m/−900m

8:30
第3駐車場
一番下手
8:57
井戸谷登山口
9:17植林帯を抜け、谷右岸に出る 9:21
沢に降りる
9:31
避難小屋
9:43
フクジュソウ自生地が近づく
9:48
フクジュソウ
9:49
フクジュソウ
9:52
フクジュソウ
9:54
フクジュソウ
10:13
10:21
笹原の急坂を上がる
10:37
御在所岳と鎌ヶ岳
頂上から
10:38
仙ヶ岳と野登山
頂上から
10:41
白山
頂上から
11:04
下界を見下ろして休憩
11:17
入道岳頂上
奥宮の東から
11:20
御在所岳と鎌ヶ岳
奥宮の東から
11:36
北尾根上部は馬酔木のトンネル
12:16
P498の急な下り
12:44
愛宕社
後は長い階段を下れば北尾根登山口

井戸谷のフクジュソウ自生地は、登山道から左岸の斜面を数十メートル上がった、標高約670m程の所に有り。
現場で地元の方にお会いしたが、昔は斜面一面に咲いていたらしく、その当時と比べると1/10程度に減ってしまったとのこと。
この日も多くの人がフクジュソウ目当てで入山されていたが、いい写真を撮るためか、中には踏みつけられた株(花は付いていない株)も有り・・・。
消滅しないで、これからも残っていてくれれば良いのだが。

井戸谷コース自体は、特に危険を感じるような所はなかった。

A北尾根〜入道ヶ岳〜二本松尾根 日時:2013.1.16(水)  天気:晴
 メンバー:Tサン・Fサン・私 GPSデータ: Trackデータ   このページの先頭へ
太平洋側でも積雪となった14日の雪で、大峰や台高の山は登山口までの道路状況が不明のため、確実に登山口まで行ける入道ヶ岳に行くことに、そして雪の入道ヶ岳から雪化粧した鎌ヶ岳の眺めを楽しみに・・・。
現地まで
自宅・広陵町(5:20発)−−−高取6:00−−−針IC−−(名阪国道)−−鈴鹿IC−−−椿大神社駐車場(8:03着)
走行距離 :約130km  所要時間 :約2時間40分
現地までの道路状況は、宇陀市榛原の西峠から針IC間で、一部凍結と僅かだが雪も残る。特に香酔峠(R369)の下りではどの車ものろのろ運転のため、名阪国道に乗るまで普段より時間がかかる。
名阪国道の雪は奈良県内で、路肩に残るだけで路面は乾燥し、通行は全く問題なし。
登山口となる椿大神社は伊勢一の宮だけあって、駐車場は無料で約500台分が用意されている。

登山コースとコースタイム
椿大神社駐車場8:26−−(5)−−8:31登山口−−(30)−−9:02北尾根−−(35)−−9:47避難小屋10:04−−(60)−−11:19北ノ頭−−(11)−−11:30奥宮−−(12)−−11:46入道ヶ岳12:31−−(33)−−13:07避難小屋13:17−−(33)−−13:50林道14:00−−(14)−−14:14登山口−−(4)−−14:18椿大神社駐車場
所要時間:5時間52分 歩行時間:約4時間弱 距離:約6.9km

8:31
北尾根登山口
長い石段が始まる
9:02
約30分で北尾根に到着
雪はまばら
9:13
鉄塔から頂上方面を望む
9:47
避難小屋
10:30
いよいよアセビの群落の中へ
10:49
鎌ヶ岳
登山道から僅かに逸れた展望ポイントから
11:04
頂上を望む
11:30
椿大神社
11:39
頂上手前の雪原
11:47
頂上
12:16
眼下を望む
12:24
仙ヶ岳
頂上から
12:30
鎌ヶ岳(左)御在所岳(右)

頂上から
12:39
頂上を振り返る
13:11
二本松避難小屋、広さは北尾根の1/2〜1/3程度
13:52
下山地点
此処から林道歩き、進行方向は後
14:18
椿大神社駐車場(一番奥)、左手にトイレあり

北尾根コース
 登山口からいきなり急な石段が始まる、歩き始めなので結構足にこたえる。
尾根の下部は主に常緑広葉樹と植林が主体。
P498の手前に痩せ尾根の急坂があるが、危険は特に感じなかった。一旦緩やかになるが、避難小屋手前にも急坂がある。

標高750mを越えるとアセビの群落が現われ、この中を歩く。これを抜けると視界も開け、北の頭も近い。
頂上エリア
 広い頂上エリアは三角点・北の頭・奥宮の三つのピークからなる。三角点と北の頭からの眺望は素晴らしく、
鈴鹿の山々は勿論、空気が澄んでいれば、白山・御嶽・乗鞍やアルプスまで見ることができる。稀に富士山も見えるとか・・・。
ただ広く平坦な頂上は身を隠す所はなく、悪天候時の登山は要注意。

二本松尾根コース
 頂上直下を除くと、展望は殆ど得られない。避難小屋を過ぎ尾根を離れると、植林に変わり林道まで続く。
また、北尾根にあったような急坂は無い。

自宅出発時、椿大神社付近では雪が残っているものと思っていたが、雪は全く無く思惑は外れたかに思えた。しかし登山道中程から雪道となり、頂上付近では20cm〜30cm、深い所では50cm位の積雪となった。
そして楽しみにしていた雪の鎌ヶ岳の眺めも、少し白さは足り無かったとはいえ、素晴らしい眺めは期待通りだった。
高速道のICから近く、標高も1000mにも満たないにもかかわらず、雪山登山が楽しめ、そして頂上からの素晴らしい眺めが得られる山はそう多くは無いだろう。今回初めて冬の入道ヶ岳を訪れ、その良さを改めて認識した.。

同行者F氏のヤマレコ”入道ヶ岳【北尾根〜二本松コース周回】

@宮妻峡〜入道ヶ岳〜鎌ヶ岳〜宮妻峡 日時:2012.11.25(日)  天気:快晴
 メンバー:Iサン・私 GPSデータ: Trackデータ  このページの先頭へ
この日は当初、別の用件が入っていたが、2日前に中止となった。天気予報では申し分ない絶好の天気で、この日を逃すと暫く好天は望めそうにもなかったので、急遽以前から考えていたイワクラ尾根・鎌尾根コースを縦走することに・・・。
現地まで
自宅・広陵町(5:30発)−−−橿原6:00−−−針IC−−(名阪国道)−−鈴鹿IC−−−宮妻キャンプ場駐車場(7:30着)
走行距離 :約120km  所要時間 :2時間
宮妻峡バス停が近づくと、”もみじまつり”の旗が目にはいる。そう言えば連休で天気も良く、駐車場に空きがないのではと心配したが、着いてみるとまだ半分ほどあいていた。駐車場は宮妻峡バス停から丁度3kmの所にあり、道路脇に5〜6台程度と道路から数メートル下がった所には20台以上は停められる広い駐車場がある。
トイレは駐車場から階段を下ったキャンプ場(バンガロー村)内に綺麗なトイレがあり、キャンプ場の営業は終了していたが、トイレは開放され利用可能だった。

登山コースとコースタイム
宮妻キャンプ場駐車場7:45−−(77)−−9:02北ノ頭−−(5)−−9:12入道ヶ岳9:23−−(5)−−北の頭−−(42)−−10:10奥ノ谷分岐−−(22)−−10:32イワクラ尾根分岐10:40−−(12)−−10:58水沢峠−−(23)−−11:21水沢岳11:43−−(80)−−13:08岳峠−−(13)−−13:21鎌ヶ岳13:49−−(12)−−14:01岳峠−−(14)−−14:15雲母峰分岐−−(55)−−15:15林道−−(8)−−15:23宮妻キャンプ場駐車場
所要時間:7時間38分 歩行時間:約6時間 距離:約11.5km

7:47
登山口へ
8:09
急坂だが明るい尾根
8:38
鎌ヶ岳・御在所岳
8:53
北ノ頭手前
9:06
北ノ頭から頂上を望む
9:14
頂上でくつろぐ
9:14
鎌尾根と鎌ヶ岳・御在所岳
9:16
左から野登山・仙ヶ岳・宮指路岳
9:18
右から御嶽・乗鞍・北アルプス
10:34
イワクラ尾根分岐
10:52
明るい県境尾根
尾根上は全て落葉
10:57
水沢岳
水沢峠の下りから
今回の縦走路では最大の上り
11:54
鎌ヶ岳が近づく
水沢岳の下りから
12:12
鎌尾根と鎌ヶ岳
12:31
雨乞岳
12:41
鎌ヶ岳
13:24
鎌ヶ岳頂上
13:26
御在所岳
鎌ヶ岳頂上から
13:52
鎌尾根
鎌ヶ岳頂上直下から
13:54
雲母峰
鎌ヶ岳頂上直下から
15:23
駐車場に戻る

登山口〜入道ヶ岳
 広い駐車場から一旦道路に上がると、直ぐ先で二股に分かれているが此処は左に採り、沢に向かって下る。渡渉を2回すると、いよいよ入道ヶ岳へ急坂がはじまる。沢近くは常緑広葉樹だが、次第に明るい自然林にかわる。この時期木々は葉を落とし見通しも良く、高度を上げるに従い展望も開けるようになる。
入道ヶ岳
 北ノ頭はもとより三角点のある頂上では遮るものはなく、これから向かう鎌ヶ岳や鈴鹿南部の山々、また雪をかぶった御嶽・乗鞍・北アルプスや朝の光りに輝く伊勢湾等、360度の大展望が得られる。
入道ヶ岳〜県境尾根(イワクラ尾根分岐)
 地形図には現われない小さなアップダウンが以外に多く、また痩せ尾根や大きな岩もあったりし、変化に富んだ尾根。また尾根が崩れたり、崩れそうな箇所では巻道があり、危険を感じるようなことは無かった。

イワクラ尾根分岐〜鎌ヶ岳
 水沢峠からこのコース一番の上りを登り詰めると水沢岳で、国土地理院の地形図では宮越山となっている。頂上は細長く木々の間からは鎌ヶ岳がぐっと近づいた感じで見える。更に次の1028ピークまで来ると、衝立岩から鎌ヶ岳に繋がる鎌尾根の核心部が目に飛び込んでくる。見た目には荒々しく姿で岩場もあるが、ルートは意外としっかりしており、危険は感じなかった。
鎌ヶ岳〜登山口
 岳峠から背丈程の笹の中を歩くが距離は短い、此処を過ぎると展望が余り望めない尾根を下ること1時間余りで、ようやくカズラ谷に右から小さな谷が流れ込む合流点に降立つ。右の谷には水量は少ないが、落差は10m以上あると思われる滝が懸かっている。此処まで来れば林道まで10分程、途中渡渉箇所もあるが、簡単に通過できる。後は林道を数分下れば、出発地の駐車場に着く。

その他・見所・関連山行
藤原岳のフクジュソウ  鈴ヶ岳のフクジュソウ  鍋尻山のフクジュソウ

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